遠くのほうから飛鳥が走りながら 「瑠璃ぃぃい!!」と呼んでいる。 相変わらずおもしろい。 思わずクスッて笑ってしまった。 「おい~、瑠璃。待ってたんだぞ。何してるの?」 「桜の木の落ち葉って綺麗でしょ?ほらぁ、色鮮やかでさ。」 「俺、紫の落ち葉ほしい!」 「じゃ、手伝うよ!」 いつも二人はこんなマイペースな生活を送っている。 この生活は誰にも邪魔させる隙間さえ 埋め尽くせたらいいのに・・・。 世の中甘くない・・・。