「あの…っ。短い間ですが、お世話になりました!」
涙が出てくるけど、なんとか笑って言えた。
うつむく師匠は私を見ていない。
やっぱりもう興味ないかな?
こんな風に話してるのもうざい?
だけど、
最後にこれだけは…
「で、一個聞きたいんですけど…。」
深呼吸して、気持ちを落ち着かせる。
「あの…っ。もし私が、師匠のところに遊びに行ったら…。私に対しても、他の女の子みたいに…っ」
プライドなんてない。
『弟子』を辞めて
『女の子』に戻れば
師匠の『好きな人』になれるから。
そうしたら私にも…
「…他の女の子にするみたいに、私にも接してくれますか!?」

![うらはらっ! [短編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.795/img/book/genre1.png)