はぁ…。
あっとゆー間に放課後。
今は中庭で師匠を待ってる。
よく考えてみれば、会う約束はしたものの、「あの質問」以来、まともに話すのは初めてだし。
そもそも、会って何を話そうー(泣)
相変わらず胸はもやもやするし、気持ち悪いのは確かなんだけど…。
なんだか少し、悪い予感も…。
「…ありす?」
わ、来たっ!
「は、はいっ!」
立ち上がって、くるっと師匠の方を向く。
久々に近くで見る師匠は、やっぱりきれいでかっこよくて…。
体がだんだん熱くなる。
「なんか話あるみたいだけど…。呼び出し(笑)?」
「ち!違いますー!」
そう言うと笑う師匠の顔も、見慣れていたはずなのに、見とれてしまう。
「で、どうしたの?またミーティング?それとも悩み事?」
突然話の本題を振られてどきっとしてしまう。
「あ、いや、あの悩み事っていうかー…。質問なんですけどっ!」
「なーに?」

![うらはらっ! [短編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.797/img/book/genre1.png)