Rainbow Love Story [短編集]


次の日のお昼休み。



私は今、師匠から10メートルくらい離れた場所に座ってる。



なんで近くに
行かないのかって?



それは、師匠の隣に、私じゃないほかの人がいるから。



弟子として一緒に居させてもらってる身としては、師匠の交遊関係を邪魔しちゃいけない。

今までだって、そうだったのに。

いつも、遠くから見てればそれだけで良かったのに。



何で今はこんなにも、近くに行きたいって思っちゃうんだろう?





ずっと師匠を見ていたら、ほんの一瞬目が合って。

それだけで心臓はドキドキうるさいし。



さっきから私もお弁当を広げてるんだけど、胸が苦しくて食べれそうにない。



「―っ。」



それ以上その場にいることが出来なくて、急いでお弁当を片付けるとその場を離れた。