Rainbow Love Story [短編集]


今までだって、こんな場面たくさん見てるはずなのに。

胸がぎゅーっと締め付けられる。

私が真っ赤になって、いっぱいいっぱいになっちゃうことも、あの先輩は簡単に出来ちゃって。



やっぱりこの間、からかわれてたんだな、って、思い知らされる。



あれ? なんだろう?
この苦しさは。



「あーぁ。もっと先までしたいのにっ」


そう言う女の先輩。
私なんかよりずっと大人で。


「今日は無理かな〜。」


「もう!またぁ〜?最近なんか、付き合い悪くない?絶対あの子の悪影響!」


私よりずっと似合ってる。


「だから、そんなんじゃないってば。」



…やっぱり師匠は、優しい。

こんな、私にだって。
私が女の子だから。

わざわざ庇ってくれなくていいのに。