Rainbow Love Story [短編集]


「…こうやって、触りたいな、とか。キスしたいな、とか。」



「は…?」



相変わらず、頬をつままれたまま、超至近距離で囁かれる。



「この人を全部一人占めしたいな…とか。」



少し切ない顔で、真っ直ぐ私を見て言う。

師匠の香水の香りがほんのり漂って、もう何が何だかわからない。



「…っ///」



もう心臓がもたないよっ…



これ以上ないってくらい顔が真っ赤になったところで。



「好きって、そーゆーことじゃない?」

師匠はにやっと笑って、ぱっと手を離した。