「はっ…あ…」



思考回路はパンク寸前だった。



「せんせ…」



いつの間にかソファの上で、いつの間にか先生を求めている。




「伶…名前で呼んで」


「え…」


「巧。巧って呼んで」



耳元で言うから、否応無しに身体が反応してしまう。