【短】甘い夜の訪問者

「…ところでさ、」



先生は少し言いにくそうに、口を開いた。




「あいつとまだ…付き合ってるのか?」






ああ、聞くと思った。



厳密に言うと先生は、あたしの担任でも何でもなかった。



…彼の、元彼の担任だったのだ。