爽良君は、
強いような、優しいような
眼差しであたしを見る。



うっ‥
嘘だよね!!?

こんなカッコいー人に‥‥





「あのっ、あたし‥
もしかしたら爽良君の事‥」


「なんちゃって♪」



「‥へ?」


「あんだけ興味なさそーに
見てる客がいたら
顔ぐらい覚えるっつーの。



で、何?
もしかして告られるとでも
思った?」





なっ‥‥