「ちょっと買い物に行ってくるけど、何かいる?」 しばらく話をして、真由美さんが買い物に行った。 『あたし帰る…ね?』 「杏さ、」 『ん?』 「見桜高校?」 『そうだけど?』 「明日、道教えてくれねえ?」 『え、たっくん見桜高校?』 「うん、そう」 『良いよ!』 明日学校に一緒に行く約束をして隣にある家に帰った。