『亮もピアノ弾けんの?』 「多少…」 『聴きたいっ!!』 「弾きませーん」 『ケチ!!』 「お前弾けんの?」 黒澤君が、あたしに聞いた。 『多少…』 「聴きたい!!」 亮が言った。 『ムーリ』 お返しだい!!