「でも恭一の趣味がこうだとはねぇ」 品定めされるかのように、女にじっと見られる。 なんだか心地悪くて、あたしは恭兄の背後に隠れた。 ただでさえキレイな人なのに、間近で見られると、余計あたしが惨めなんデス。 恭兄もあたしを庇うように立ち直してくれた。 「人の女にケチつけんじゃねぇよ」 ギロリと睨む恭兄。 あれ? 恭兄、めずらしく素だけど……? 口調が変わってるのに気づいたあたしは、不思議な気持ちだった。