んで――… チュゥしすぎて、唇がイタ痒いです。 むずむずしてる。 疲れちゃったから、あたしと恭兄は二階のベッドで横になってる。 恭兄は運転疲れもあるから、すっかり夢の世界へ。 あたしはちょっと寝たから、スッキリしてるかも。 恭兄…… あたし、恭兄を信じてる。 だから恭兄があたしのモノだっていう証拠、つけさせてね。 ――…チクッ 恭兄の首筋に、あたしは桜の花びらを落とした。