『空を見てれば、この広い世界で、詠葉の悩みなんてちっぽけに思えるかもしれないよ?』 「そう、かもね」 『だから元気出して、ね?』 いつでも優しい大地。 あたしは心から、大地の幸せを願うよ。 「ありがとう」 電話を切ったあとも、あたしはしばらく空を見ていた。