『どうかしたの?』 電話口の声が曇った。 こんなあたしでも、まだ心配してくれるのがすごくうれしい。 不安が募りすぎてたのかもしれない。 普段からよく相談事に乗ってくれてた大地。 いまこの優しさは、あたしの心をあったかくさせた。 ってわけで――… 「もしさ、昔別れた人のモノとか持ってたら、不安になるよね」 『それって彼氏がなんか持ってたの?』 さすが大地っ。 それだけでわかるなんて、するどいね!!!