「どこいこっか」 「ガッツリ食おう!! 食い放題とかどうだよ?」 「イイねぇ。 ウタもいくだろ?」 「あっ…」 あたしはうなずこうとした。 ――…だけど 「――っ!!?」 突然強くつかまれた頭。 固定された頭は、うなずくことを許さない。 そのさきには、不敵の笑みを浮かべた現代版忍者が…… 「今日よそみしてたバツです。後片づけ手伝ってもらいますよ」 ……ひゅるるるるぅぅぅーーーーっ。 みんなはしかたなさそうに、そっか、なんていいながら教師室をあとにしていった。 ヤな予感……