「詠葉」

「ちょ、恭兄っ!!?」

いつのまにいたの!?ってくらい、気配を感じさせなかった恭兄は、背後から腰に手をまわしていた。


現代版忍者様、復活デス。



腰にまわされた手は、ゆっくりとくびれをなでた。


薄着のせいか、なでる手がダイレクトに感じる。





いや、違う。

キャミの中に恭兄の手が侵入してるんだ。