恭兄のヒザの上に乗せられて、あたしは向かいあうように抱きしめられた。
恭兄の体は少し冷たくて、掃除で疲れたあたしの体にちょうどよかった。
「頑張ったからご褒美」
「…んンぅっ、ん」
最近補習ばっかだったせいか、久しぶりに重ねた唇。
恭兄の舌がゆっくりと侵入し、口の中で混ざりあう。
あたたかくて、やわらかくて、とろけちゃいそう。
「ん……ぁっ、んン」
疲れてるせいかな?
いつもより、甘く感じる。
体に力が入らなくて、あたしの体は恭兄の腕に支えられていた。
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