「やればできるじゃねぇか」 ヒトゴトみたいにいう恭兄に、一瞬殺意が芽生えたよ。 小屋の中は、いつでも使えるようにピカピカに仕上げた。 ホコリはもちろんないし、ワックスだってかけちゃったよ。 いま思うと、そこまでする必要なかったんだけどね。 恭兄はポンッとヒザを叩いた。 「……なぁに?」 疲れて顔を動かすのも億劫で、ゆっくりとふり返った。 両手を広げて、おいで、のポーズの恭兄。 キュンッ そんなことされたら、あたし…… 「……ぎゅー」 ってなっちゃうんデス。