海を堪能したあたしは、そのまま家まで連れて帰らされた。 夕陽も出てきたしね。 夕暮れ時に帰してくれるのって、すごい子供扱いな気分。 「あらあらあら、恭一ちゃん。 ――…おかえりなさい」 「ただいま、喜代子さん。 これお土産です」 いやいやいや。 愛娘を出迎えようよ!!! お母様はあたしを押しのけて、恭兄の目の前に立っていた。 恭兄もちゃっかりとお土産を渡してるし。 あたしからのお土産なんですけど。