ファーストキスは蜜の味。-ver.Ⅱ-


――…


「うぅぅーーーみぃぃぃーーーっ!!!」


着いて早々、あたしは波打ち際目指して走った。

さすがに寒いから入れないんだけどね。




「走るとこけるぞ」

「大丈夫だもん。恭兄もおいでよ」



「い、や、だ」





……だよねぇ。


犬みたいにしっぽふる恭兄なんて、みたことないもんね。