「手つないでイイ?」 あたしは恭兄側の手を差し出すと、一瞬眉が動いた。 「……運転中」 「うん、知ってる」 「事故っても知らねぇぞ」 「うん、恭兄が一緒ならイイよ」 「バァーカ」 そういいながら、恭兄はあたしの手を優しく握ってくれた。