あたしがふんってそっぽ向いてたら
祐弥君の手があたしの頬に触れてきた。

ビクッ!!!

そして祐弥君の手が頬から首筋へと移動した。

その瞬間、

―グイッ!!!―


あたしの唇に何かが触れた…


祐弥君があたしにキスをして来たのだ。


真 「んぅー…っ」


祐弥君はすごいキスをしてくる…
あたしは必死に拒もうとしてるが、男の力にはかなわず…


一回唇離してはまた向きを変え、キスをして来る。


真 「んん゙んーっ!!」


ぷはぁ…はぁっはぁっ…

やっと祐弥君の唇から離れた。


真 「何すんのよっ!!」

祐 「別にぃ~。キスがしたかっただけ」


バッシィーーン!!

あたしは祐弥君の頬をひっぱたいて

サイテー!と言葉を残し、走っていった…。

泣きながら唇を手で拭きながら家まで走って帰った。



祐 「……しょうがないじゃん。」

祐弥は唇を噛み締めた。