ソウタと別れて家に着いたあたしは、すぐに部屋に入って横になった。

そのまま寝てしまったようで、気付くと窓の外には太陽が出ていた。


『メール…』

メールを知らせるライトが光った。

来ていたメールは2件で、片方はソウタからだ。


【カナ大丈夫か?
 体調悪かった?
 何か嫌な思いさせちまったかな?
 もしそうだったらごめん。
        奏太郎】


心配かけちゃったな…

ソウタはなんも悪くないのに…


【全然大丈夫だよ!
 心配かけてごめんね。
 昨日はありがと!!
 また学校でね♪
         奏子】