公園を出てまずは歩いて水族館へ。

ここの水族館はこのへんでは結構人気があって、休日はたくさんの人であふれかえっている。入場券も昼前には完売しちゃうから、人気があるとは知っていたけれどずっと来れないでいた。

『昼前に完売しちゃうって聞いたけど…まだ入場券大丈夫なのかな~??』

「だよね…大丈夫?」

「ふっふっふ…奏子さん貴世里さん…これを見なさいっ!!」

『「ん??………えぇぇ?!」』


なんとソウタの手には…入場券が4枚。


『どっ・・どうして?!』

「なんとなんと…明人君がゲッツしてくれましたぁ~!!」

「わぁ~すごいっ!!」

「うちの親がこことちょっと知り合いでさ♪どーしても!!って言ったらOKだった」

『やった~♪メイトすごい!!』

「だろ~??」

「お前じゃねぇだろ!オ・レ!ほんっと馬鹿は困るよ…」

「おいっ!そこに馬鹿は関係ないだろ!!」