―――昼休み

昨日と同様にキヨとお弁当を持って屋上に向かう。

屋上のドアをあけると、そこにはやっぱりたくさん人がいた。

「カナ〜!こっちこっち!」

やっぱり透き通ったソウタの声。
どんなところにいてもきっとソウタの声は届くんだろうなぁ…

『ごめんね!ちょっと遅れちゃったね』
「ごめんなさい…」
「ううん!俺等も今来たとこだし!!な?メイト!」
「あ?あぁ、うん。」
『そっか♪ならよかった〜』
「じゃあ、食べようぜ♪
いただきまーす!!」
「「『いただきまーす!』」」