ワタシの恋は現実のハルカ先をいく

どんどん理想化してくと、次に会ったとき、

――あれ、こんなヒトだっけ?

ってコトになってる

「ナイがいるとワタシの悪いクセがヒドくなるョ」

ワタシはヤツあたりだと思いながらも、ヒューマノイドのナイに文句を言う

「アンタはワタシの妄想を加速する機械だよ」

ナイは、好きなヒトの顔も声もシグサもコピーしてしまう

――アタシはナイにオボれて、現実にフラれるンだ……