むかし、むかし


小さなお姫さまがいました。


お姫さまはとても人と接するのが上手なひとだったので、
いつも 周りにはひとがいました。





お姫さまの反対の国には
小さな王子さまがいました。


しかし、冷たい王子さまの周りには誰ひとりいませんでした。


王子さまは独りが好きなひとでした。