トルコ行進曲のような日常も

いつしか終わり

冬の真ん中にある温もりは

染みるように体を包む



毛布が馴染みだしたころ

全てが心を通り過ぎる

目をつむった体を

星々が通り抜け

冷たい空気が鼻を通る

何気ない日常の終わりに


生きている

そう思った