なんか自分が惨めになってきた…背は低いし、髪はくせがついていていつも変な方にはねている。 はぁ、と思わずため息がでた。 「無視の次はため息かよ…」 なんてボソッといった誠の言葉なんてトラには聞こえていなかった。そして誠が動いているのも当然きずいていない。 「お―い、トラ?」 誠の声が聞こえて我に変えると目の前に誠の手がある。揺れている。 「ぅわっっ!!」 「うわってなんだよ」 だ、だって!!誠が目の前にいるんだもん!