何とか辿りついた自室。 部屋の戸を開けるや否や、 琥珀はベッドへと飛び込んだ。 目に映るのは豪華な天蓋の装飾。 真紅の布に黄金の糸で刺繍された 数々の模様。 何も考えず、 空っぽの心で、 ただ、見つめた。 まるで、そこ誰か、 居るかの様に。