「あぁ、 お前もな小夜。」 校長室の机に寄り掛かり、 腕を組む琥珀の姿。 「全く、 それが校長に向かっての態度ですか。」 その声には母親が子にするような、 苦笑がちの笑いが感じられた。 と、小夜とよばれた校長が振り返る。 その一つ一つの足取りも何もかもが、 優雅という言葉に相応しかった。