「ぷはっ」


やっと離してくれた・・・


息が上がり、肩で息をした


「っなんなのよあんたぁ!」


私は涙目で矢野を睨んだ


「そんなかわいい顔してこっちみんな」


「はぁ!?」


矢野は口先を上げてそう言った