僕の執事 完結編

『うん。』


「朝食の準備が整っておりますので、お早めに召し上がってください」


『わかった。』


騎馬と別れ朝の支度を済ませ、朝食を食べるためリビングへ向かった


「おはようございます。」


リビングに入ると、テーブルの脇に葵が立ってた。


『おはようってさっき挨拶したばっかじゃん。
てかなんか顔赤くない? 熱でもあんの?』


心配になり近づくと、葵が後ずさった。


『…何で逃げんだよ?』


「え?いや。」


動揺してる葵は俺と目を合わそうとはしなかった。ただそれだけなんだけど、なんか嫌だった。


『─いただきます。』


葵を構ったあとで、1人朝食を食べてると、なにがしたいのか葵がジーッと見てきた。
なんで見てるのか聞こうと思ったけど、どうせ「何でもありません」で終わるのがオチだ。
だったらなにも聞かずに、葵の視線を独り占めしてよう。


『…ごちそうさまでした。』


数十分かけて朝食を食べ、それだけ言うと黙ってリビングを出た。


『はぁ…サッパリわかんねぇ。』


「何が分からないんです?」