僕の執事 完結編

─翌朝体を揺すられ目を覚ました。


『んー…』


「どーして起こしてくださらなかったんですか!!」


寝ぼけてる俺の側で、焦ってる葵が小さな声でまくし立てた。


『なんでって…』


あくびをした後に、『寝てたから』と言ったら、こんどは怒られた。


「それでも起こしてくださいよ!!」


『ごめん、起こすのもったいなくて。』


「…と、とにかく起きてください!!」


顔を赤くし立ち上がる葵の手を引くと、倒れてきた葵は唇が付くか付かないかのギリギリの所で止まった。


『葵…』


「は、はい」


緊張してる葵に、ニッコリわらうと『おはよう』と挨拶をした。
葵は口をパクつかせると、急に不機嫌になった。
毛布を避けながらちょっとやりすぎたかな?とは思ったけど、そのまま伸びをし部屋を出た。


「…─おはようございます。 昨日はあれから眠れましたか?」


階下に降りた時、ちょうど通り掛かった騎馬に出くわしそう聞かれた。


『おはよう。ソファーで寝たからアチコチ痛いけど、なんとか眠れた。』


「そうですか。
今日からはちゃんとベッドに寝てくださいね?」