『葵…?』
「出来ます! 陸は私といるの嫌ですか?
確かに手も繋げないし、まともなデートも二人きりになる時間もないけど…私はずっと幸せです。
毎日陸に会えて、私の知らない陸を知ることができて、寝ても覚めても陸がいる。
会いたい時、扉を開ければすぐ会える。
私は執事学校に入った時、普通の生活を捨てました。陸の側にいたいから、陸と離れたくないから執事になりました。
…─前に願い事がなにか聞いたの覚えてますか?」
『うん』
止めどなく流れる涙を拭うこともなく、淡々と話す葵は、俺の目を真っ直ぐ見てそう言った。
葵の願い事…
あれほど聞きたいと思ってたのに、今はどうでもいい。
葵の言うとおり、俺達は普通なんて求めちゃいけないんだ。
「私の願いは、陸の側に居れますように…ただそれだけです。」
ユラユラ揺れる瞳が、必死に俺を捉えてた。
『バカ…かわいすぎんだよ!!』
有無を言わず抱きしめると、葵の腕が背中に回されるのを感じた。
鼻を啜る音が耳元で聞こえ、あやすように背中をさすり謝った。
『いきなりこんな話ししてごめんな?
泣かすつもりは無かったんだけど。』
ううん、と首を振る葵。
「出来ます! 陸は私といるの嫌ですか?
確かに手も繋げないし、まともなデートも二人きりになる時間もないけど…私はずっと幸せです。
毎日陸に会えて、私の知らない陸を知ることができて、寝ても覚めても陸がいる。
会いたい時、扉を開ければすぐ会える。
私は執事学校に入った時、普通の生活を捨てました。陸の側にいたいから、陸と離れたくないから執事になりました。
…─前に願い事がなにか聞いたの覚えてますか?」
『うん』
止めどなく流れる涙を拭うこともなく、淡々と話す葵は、俺の目を真っ直ぐ見てそう言った。
葵の願い事…
あれほど聞きたいと思ってたのに、今はどうでもいい。
葵の言うとおり、俺達は普通なんて求めちゃいけないんだ。
「私の願いは、陸の側に居れますように…ただそれだけです。」
ユラユラ揺れる瞳が、必死に俺を捉えてた。
『バカ…かわいすぎんだよ!!』
有無を言わず抱きしめると、葵の腕が背中に回されるのを感じた。
鼻を啜る音が耳元で聞こえ、あやすように背中をさすり謝った。
『いきなりこんな話ししてごめんな?
泣かすつもりは無かったんだけど。』
ううん、と首を振る葵。


