僕の執事 完結編

呼び止められ見ると、自分の部屋を通り越し兄貴の部屋の前に来てた。


「なにか考え事ですか?」


『ちょっとな…』


ため息を吐き部屋に入ると、そのまま真っ直ぐベッドへ倒れた。


『疲れた…』


布団に顔を埋め一人呟く。


『葵、まだいる?』


「はい!?」


『俺と葵って、どんな関係?』


埋めた顔を葵の方に向けると、葵は明日の準備をしてた。


「どんな、ですか?」


『俺は葵が好き。お前は?』


「好きです…私も」


恥ずかしそうに視線を逸らす葵をかわいいなんて思いながら、気持ちを確かめた。


『俺達って、付き合ってるのかな?』


「え…?」


俺の言葉に、一気に不安げな顔になった葵を招き、ベッドに座らせた。
体を起こし俺も葵の隣に並んで座った。


『なんか、前と変わんなくね?
逆に葵と居る時間が減ったっていうか…
普通の恋人同士がしてることですら、まともに出来てない気がしてさ…
俺思ったんだけど、やっぱ執事と主じゃ恋愛なんて…』


「出来ます!!」


話の途中で葵がいきなり声を荒げた。