一度目は車内に。
二度目は、乗り込んでから、アリスの隣で楽しそうに話してる葵の姿を見つけた時。
いつの間に…
恭平と軽く挨拶を交わし、アリスとの久々の再会に少し緊張しながらも、いつもと同じように接した。
「なんだか大事になってしまいましたね…」
その声に顔を向けると、燕尾服を脱いだ葵が、控えめに言った。
朝から姿が見えなかったのは、服を着替えに行ってたからか…
葵の燕尾服以外の姿を、最初に恭平が見たのかと思うと、言い表せない何かがこみ上げてきた。
『これってデートに入んのかな? それより、どこに行くか決まった?』
行き先も告げずに走り出した車は、車体のせいかゆっくり動き始めた。
「まだ決めてない。
どうする?車は動き出しちゃったけど…アリスはどこに行きたい?」
恭平がアリスに問いかけると、「紅平にお任せます。 私は紅平が行きたいと思った所について行くだけですから」そう微笑んだ。
「…どうしよう…」
困り顔の恭平が、俺を見て呟いた。
近くの公園でまったりデート…なんて考えてたけど、それすら言い出せない状況になった上、行き先が決まらないんじゃどうしようもない…
二度目は、乗り込んでから、アリスの隣で楽しそうに話してる葵の姿を見つけた時。
いつの間に…
恭平と軽く挨拶を交わし、アリスとの久々の再会に少し緊張しながらも、いつもと同じように接した。
「なんだか大事になってしまいましたね…」
その声に顔を向けると、燕尾服を脱いだ葵が、控えめに言った。
朝から姿が見えなかったのは、服を着替えに行ってたからか…
葵の燕尾服以外の姿を、最初に恭平が見たのかと思うと、言い表せない何かがこみ上げてきた。
『これってデートに入んのかな? それより、どこに行くか決まった?』
行き先も告げずに走り出した車は、車体のせいかゆっくり動き始めた。
「まだ決めてない。
どうする?車は動き出しちゃったけど…アリスはどこに行きたい?」
恭平がアリスに問いかけると、「紅平にお任せます。 私は紅平が行きたいと思った所について行くだけですから」そう微笑んだ。
「…どうしよう…」
困り顔の恭平が、俺を見て呟いた。
近くの公園でまったりデート…なんて考えてたけど、それすら言い出せない状況になった上、行き先が決まらないんじゃどうしようもない…


