「デート…陸、デートしましょう!?」
それからどのくらい過ぎたのか、沈黙続きの部屋に突然葵の声が響いた。
『デート?…』
あまりにも突然過ぎて頭がついて来ないのに、頭の中では“日が暮れてきたけど、いつまでもこんな所で油売ってて騎馬に怒られないのか?”って全く別の事を考えてた。
「デートなら二人きりになれますし、ダブルデートって事にすれば恭平さんも安心して承諾してくださるんじゃないかと思いまして。」
そこまで話すとニッコリ笑った。
『確かに…』
「それに…」
『それに?』
少しハニカミながら、でも、どこか嬉しそうに
「私達もデートできます。ついでですけど…」なんて言ってくる葵に、軽く目眩がした。
無意識って怖っ…でも、いいかも。
「やっぱり、ダメですよね?」
返事をする前から、ダメと決めつける葵を見つめ言った。
『まだダメって言ってないんだけど。』
「では…」
『一応、恭平に話してみる。』
見る間に笑顔になる葵は嬉しそうな顔をした。
葵の髪を撫で、短いタメ息を吐くとテーブルに置いてたケータイを持ち、無言で部屋を出た。
─今頃戸惑ってんだろうなぁ
「─…コーヒーでもお淹れしましょうか?」
『…うん』
それからどのくらい過ぎたのか、沈黙続きの部屋に突然葵の声が響いた。
『デート?…』
あまりにも突然過ぎて頭がついて来ないのに、頭の中では“日が暮れてきたけど、いつまでもこんな所で油売ってて騎馬に怒られないのか?”って全く別の事を考えてた。
「デートなら二人きりになれますし、ダブルデートって事にすれば恭平さんも安心して承諾してくださるんじゃないかと思いまして。」
そこまで話すとニッコリ笑った。
『確かに…』
「それに…」
『それに?』
少しハニカミながら、でも、どこか嬉しそうに
「私達もデートできます。ついでですけど…」なんて言ってくる葵に、軽く目眩がした。
無意識って怖っ…でも、いいかも。
「やっぱり、ダメですよね?」
返事をする前から、ダメと決めつける葵を見つめ言った。
『まだダメって言ってないんだけど。』
「では…」
『一応、恭平に話してみる。』
見る間に笑顔になる葵は嬉しそうな顔をした。
葵の髪を撫で、短いタメ息を吐くとテーブルに置いてたケータイを持ち、無言で部屋を出た。
─今頃戸惑ってんだろうなぁ
「─…コーヒーでもお淹れしましょうか?」
『…うん』


