「お邪魔しま〜す。」


「あっ今誰もいないから。」


久しぶりに来た谷口の部屋は
女の子らしくなっていた。


「谷口も女の子らしい部屋になったじゃん(笑)」


「元から女の子だからね!」


「はいはい。灰皿はー?」

と半ば冗談で言ったところで灰皿を出された。


「あっ瀬崎きゅんのための灰皿ですか〜?全くラブラブですなー」


「勇気はうち来たことないよ。てか男子正樹しか来たことないし。だから正樹のための灰皿。」


『瀬崎にバレたら殺されるな…』

とか考えながら勉強をしてた。