夏休み三日目。
また隣を見たらパッと名前が出ないような女が寝てる。
♪♪♪♪♪
携帯を特に名前を見ずに出たら発信主は前田だった。
「あーい。なんだー?」
「今から文化祭の撮影だってさ!」
「んなもん行かねーよ!」
「来なかったら木ノ下を家に迎えに行かせよーかなー?」
『それだけは勘弁してくれ…』
「はいはい。行きゃいーんだろ?」
「話がわかるねー。じゃあ今から学校な。」
『文化祭の出し物ってたしか映画だよな〜。くだんねー探偵ものの…まっどうせ大した役じゃねーだろ。』
俺は家を出て原付に乗り学校の近くに止めて歩いた。