それから数日後のこと。

慎二に『放課後時間ある?』って聞かれたから、『あるよ』って答えたら『じゃ帰んないで待ってて』って言われた。
?何の話があるんだろう?



っま、いっか。慎二に誘われただけでも嬉しいし♡×100
楽しみに待ってよっ^m^


-放課後-


『侑希!』
『あっ、慎二。用事って何?』
『あぁ。俺さ、前から侑希のこと好きだったんだよね。』
『……………えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?』




-慎二side-


『あぁ。俺さ、前から侑希のこと好きだったんだよね。』
そう俺が侑希に告ったら、侑希から返ってきた言葉は『えぇぇぇぇ!?』で俺はかなり自信をなくした。
もともと自信なんてこれっぽちも無くて。でも、侑希と仲いい自信だけはあるし。俺なんかが、侑希に好きになってもらえるとは思ってもないし。
ケド俺は侑希のことが好きだから、侑希には迷惑かもしんないけど告ったんだ。
でもさすがに、ふられたらダサいよな。
まぁそのときは、今まで通り仲のいい友達でいてくれって言おう。






『ねぇ、今なんて言った?よく聞き取れなかった。もう一回言って?』
『え?あ…えっと。もう一回だけ言うから、ちゃんと聞いとけよ?』
ホントはハズイからもう言いたくないんだけど…。
『うん、分かった』
仕方ねぇなぁ。
『俺、侑希のことが好きなんだよ』
『………え…?それほんと?』
『こんなこと嘘ついてどうすんだよ。ホントだよ』
『信じられない…。ほんとにほんと?』
『ホントにホント!』
『う…嬉しい!私も慎二の事好きだよ!!!』
…?何言ってんの、侑希?
『え…?マジで言ってる?友達としてじゃなくてだよ?』
『うん!!!』


  ????????侑希正気????????
  こんな俺のことを好きでいてくれるわけ???