「いっ………嫌」 愛未は下を向いて、 俺のキスを逃げた。 「ごっごめん」 「…」 なんで、嫌なんだ? 今までの女は喜んで… いや、愛未は違う。 焦りすぎた…。 「おーい、なあにやってんの」 変なタイミングに愛斗と愛喜がきた。 まあ…助かったかも…。 「愛斗、お兄ちゃん」 「おお、勇樹送ったら? サンキュー」 「おお、ぢゃ俺帰るわ。 愛未、電話する」 「うん、わかった…」 「ぢゃなー」