「今日からよろしくな、ゆき。」




溢れんばかりの笑顔。

たぶん、世の中ではこれを


“悩殺スマイル”


と呼ぶに違いないって思った。

だから、ちゃんと聞いてなかったんだ。



一成さんが言った言葉を…





「い、い、一成さんっ!?」




私はいきなりスーツを脱ぎだした一成さんを
凝視してしまった。





何をなさるおつもりですかー!!!




「ゆき、さっきの言葉ちゃんと聞いてた?」



私の表情を読み取ったのか
一成さんは私を見つめた。