君の虚実に恋してる



朝の日差しがうざったかった。
今日は学校に行きたくない。

仮病で休もうとも考えたけど真由さんが気になったから、やめた。




もう真由さんに直接聞こう。
本人に聞かないならなんの解決もしない。





部長には止められそうだから、内緒で。
何もなければ報告すればいいんだもん。

秘密にするのは真由さんを疑ってるということでもあるのだけれど。




こんな時誰かに寄りかかれたらどんなに幸せだろう。

部長はこんな状況でもひとりで立ってる。


わたしは、
誰かに支えて貰わないと今にも崩れそう。









何もなくてみんなで笑ってた時にはもう戻れないのかな。


すべて、ゆめだったらいいのに。