かと言って頭を辞める訳にもいかねーし、

モモを守るには何かと便利なんだよなー。

…これでも遥にイロイロ押し付けてる分、家には帰って来てんだけどなー。



つか、モモを一人で家に置きたくねーし!



「お兄ちゃん、族なんて早く辞めなよ。」

「…可愛いモモの頼みでもソレは無理だなぁ?」



今日はやけに突っかかってくるな、と思いつつ

モモのご機嫌を取る為に笑顔をふりまいた。



…コレがさらにモモの逆鱗に触れたらしい。