今がチャンスだと思い、速攻話しかけた。 「あんさー放課後ちょっといい?」 「えっ…うん。でも部活あるから7時過ぎるけど大丈夫?」 「うん…。じゃあ教室で待っとくよ」 たったこれだけしか話してないのにぼくの心臓の高鳴りは半端なかった。 告白ってのはどれだけ緊張するんだろう… 放課後になって、ぼくは教室で外の景色を見ながら何て言おうかなぁと考えていた。 そしていつのまにか眠っていた。 外の景色がオレンジ色から黒色に変わろうとしていた。