どスケベなアイツ

「今日逢って、ますます好きになってもぅた。」


「や…あの…野久保さん?
こんな所で…。」


顔がMAXに熱を帯びてきたし、体に電流が走ったみたいに、微かに、ビリビリとする。


「麻衣ちゃん…俺の事、どう思うてる?好きなん?
それとも…まだ好きちゃう?」



ゴクッ…。



「……き?」


「ん!?何て?」


少し体を離して、私の真っ赤になった顔を覗き込んだ。


「……スキ?」


「疑問系なん?」