「きゃあ…!」


「わあっ…!」

勢いよくぶつかった
そんな時だった。


カシャン……。


「あーーーっ!!
私の眼鏡が~っ!」

スキッとしていた視界が、一気に歪んだ世界に……。


「あっ、すっすみません。」


私の眼鏡を乗せた電車は、いそいそと行ってしまった。


「そんなぁ…私の眼鏡がぁ…。
一時間目のテストがぁ……。」


マヂ、信じらんないんですけどぉぉ!?