「ちょっと優花ぁ!これ酷くない?」


フフンと笑う優花に直談判する私。


「土曜日が楽しみねぇ。いい?手抜きの格好はダメよ?
ピチピチ女子高生を見せつけてやれ!
そうだ!!
私がコーディネイトしてあげるね?
あとメイクもね?
あ~っ、楽しみ♪」

悪魔ぁ~~!!


3時間目の始まりの合図のチャイムが鳴った。


「あとで打ち合わせしようね♪」


そう言い残して、スキップしながら自分の席に戻る優花。


思いっきり、オモチャにしてるし……


もぅ…ヤダァ……。